2012年5月9日水曜日

測定所合同でのタケノコの測定結果シート(参考値扱いです。注意書きを良くお読み下さい。)

市民放射能測定所の有志で、公開可能なタケノコ測定のデータを、一覧にまとめて公開させて頂きました。

https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0AuWcTfaDnGFDdERIZWFIMW9MaXZsY3BuT0VYRVRVSlE#gid=1

以下、シートにある注意書きを、コピーして貼り付けておきます。
どうぞ、ご参照・ご理解の上、ご覧下さい。

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ご注意

測定値は統計的な確率計算により算出されたもので、測定条件や測定器個体によって変動する可能性があり、絶対値ではありません。くれぐれも一参考値としての参照に留めて下さい。
 測定結果は検体として提供いただき、実際に計測したものの測定値となります。同じ竹林の中でも数値は一定ではありません。
 その地域のたけのこの数値を代表するものではありません。同一地域でも数値にかなりの開きがあることがあります。「この地域はダメ」というような判断をする指標とはなりません。  
食べ方や食べる量によっても摂取量が変わってきますので、一概に安全、危険の判断はできません。  

今回のたけのこ測定を記入いただいた測定所ではいずれもATOMTEX  AT1320Aを使用をしています。ATOMTEX社のAT1320Aは、納入代理店によってPCで解析するもの、コントローラーで解析するもの、また、解析ソフトもバージョンの違いなどがあります。それらの仕様の違いにより、測定結果の表示方法や誤差の取り方などに差異がございます。いずれの仕様でも、本シートでは表示されたままを記載しています。
基本ソフトウエアのバージョンアップが今後予定されており、限界、誤差表示についても今後変更となることが予想されます。

 本測定結果シートの著作権は、上記測定所、および全国市民測定所ネットワークに帰属いたします。よって本測定結果についての転載はご遠慮ください。掲載の場合は、本スプレッドシートへのリンク掲載でお願いいたします。



考察

・根元と穂先を比較すると穂先の方が放射能濃度が高いという報告があります。

・測定結果によると、同一検体を半分に割り、生と茹でたものを比較すると、茹でた場合、2割以上の軽減につながるという結果が出ています。軽減したセシウムは、茹で汁に移行している、ということになります。

・タケノコの大きさによってもセシウム濃度が変わる傾向が複数ケースで見られています。小さいものが大きいものよりセシウム濃度が高い傾向が見られていますが、全てのケースでそうだと言いきれる程確認はできておりません。

・現在No.29のたけのこの竹林での地下茎、側根、葉での検査を進めています。たけのこ、土壌、側根については、検査が終了しています。

              2012/05/08改訂

参考 福島県林業研究センターが中心となっているグループによる研究 http://www.s.affrc.go.jp/docs/anzenka/symposium/pdf/p70.pdf

NPO法人ベクまるによる実験
http://bq-maru.com/wp/?p=1105
http://bq-maru.com/wp/?p=1340 
http://bq-maru.com/wp/?p=1429

横浜市民測定所による実験            http://www.ycrms.net/laboratory/takenoko.html    http://www.ycrms.net/laboratory/takenoko2.html http://www.ycrms.net/laboratory/takenoko3.html


タケノコの放射能セシウム測定  
http://togetter.com/li/295352
 
                   全国市民放射能測定所ネットワーク

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